推しが死んだ
二次元界隈だとよく聞く言葉だが、本当に死んだ。20年以上推してきた人が死んだ。
https://buck-tick.com/news/detail/12063/
BUCK-TICKのボーカリスト、櫻井敦司さん。
「ONE LIFE, ONE DEATH」の時に、年末の武道館のライブを観に行って、その時にFCに入って、20年以上みてきた。特に年末の武道館は、ほぼ欠かすことなく行ったと思う。
ファンの間では、BUCK-TICKの活動が危うくなるとしたら、誰かが病気になるか死んだ時だろうと、暗黙のうちにみんなが思っていたと思う。そしておそらく、おそらくだけど、一番先に亡くなるのは櫻井さんなんじゃないか、そう思っていた人は多いんじゃないかと思う。不健康な生活を送っているし、お酒はいっぱい呑むし、大病も何回かしているし。
でも、こんなに早いとは誰も思っていなかった。
2023/10/19。ライブが櫻井さんの体調不良で中断されたというニュースを聞いた時点で、すごく嫌な予感はした。
櫻井さんはとても我慢強い人で、ネパールで撮影していた時に腹膜炎の痛みを我慢して死にかけたり、腸から出血してもライブを最後までやりきったりした過去がある。そんな人がライブを途中で断念せざるを得なかった。「あの」櫻井さんが。体裁も繕えないぐらいに体調を崩したのかと、ファンはきっとそう考えたと思う。
どうか無事であってくれと、今後のライブの中止の報が入らないのはきっと快方に向かっているからだろうと、そんなことをずっと考えていたが、叶わなかった。
本当に、言っても仕方ないけど、どうしても言いたくなってしまう。
死ぬまで我慢するなよ!!!!
あなたが亡くなって悲しむ人がどれだけいると思ってるんだ!!!!!!!
きっとそんなことは、ご本人が一番つくづく思っただろうけれど。
ほんとうに、ほんとうに悲しくて、まだ涙が止まらない。
せめてあの世で、憧れのISSAYさんとデュエットできていますように。
心より哀悼の意を表します。
ここから先はただの自分語りである
わたしには姉がいた。去年の2022年1月に亡くなった。46歳。これも早すぎる死だった。
もともとBUCK-TICKは姉が大好きで、わたしも影響を受けて高校生の時から聴くようになった。そこから約20年、ほとんどのライブを一緒に行った。
姉が亡くなる直前、もう助からないと分かった時、苦笑まじりに「推しより先に逝くとは」と言っていた。
結局1年と少ししか違わなかったよ。姉よ。
姉と一緒に櫻井さんの死を悼めないことを悲しむべきなのか、姉がショックを受けなくて済んで良かったと思うべきなのか、まだよくわからない。
推しのいる人に
結局、自分が最後に櫻井さんを見ることができたのは、今年の4月ということになってしまった。
7月の群馬・東京は自身の体調不良で行けなくなってしまい、9月の群馬は DroidKaigi の翌日だったから、さすがに体が保たないと考えてチケットを取るのをやめてしまった。
これをわたしは一生後悔し続けると思う。
足が壊れても、体がちぎれても行くべきだった。
推しがいる人、みんな、
推しは!!!!!推せる時に!!!!推せ!!!!!!!!!!!!