DroidKaigi 2023
9/14(木)-9/16(土)にベルサール渋谷ガーデンにて開催された DroidKaigi 2023 にオフラインで参加してきました。
今回は登壇者とボランティアスタッフという二足のわらじを履いて参加しました。
登壇者として
今回は Jetpack Compose で Android/iOSアプリを作る というタイトルで登壇しました。
内容としては Compose for iOS + KMP で簡単な Android / iOS アプリ を作ってみようというもので、自分にとっては初のオフライン登壇となりました。
今まであまり積極的に顔出しをしていなかったのですが、今回「オフラインだし仕方ないか…」という気持ちで登壇してきました。録画映像を見るのが怖いです。
登壇の感想
結論としては、大変でしたが登壇してよかったです。
たくさんの人たちに集まってもらえ、同じ会社の同僚や元同僚の人たちにも見てもらえて(最前列で圧をかけてくれました)嬉しかったですし、達成感がありました。
オフィスアワーでも「面白かったです」と声をかけてくださる人たちがいて、やってよかったなと思いました。
大変さ
準備は最初に思っていたより大変で、今までわたしは20分のセッションでしか発表したことがなかったので、40分のセッションの準備ってこんなに大変なんだ…という気持ちでした。
20分から40分だから単純に2倍じゃないの? と思っていたのですが、実は最初の5分ぐらいは軽い自己紹介や導入の説明などでサクッと作れるので、20分のセッションなら残り15分を作り込めば良かったところが、40分のセッションだと残り35分をしっかり作る必要がでてきます。
また、20分のセッションの技術検証と40分のセッションの技術検証だと当然40分のセッションの方がボリュームが大きいわけです。この2点の見通しが甘かったので、前回まではたしか1ヶ月ぐらいまでにスライドは作れていたと思うのですが、今回は1週間前までスライドが完成せず、なかなか焦りました。
スタッフとして
今回は、こちらも初めての経験として DroidKaigi ボランティアスタッフとして参加しました。
スタッフとしてやったことは、今回 DroidKaigi としては初の試みになる「登壇者向けのヘアメイクの提供」という企画の仕切り全般、および当日のスタッフ業務などです。 ヘアメイクとは、一般にはヘアスタイリングとメイクの両方を行うことをさします。
一般参加者からは見えない部分の企画ではありますが、 DroidKaigi では過去のアンケートや感想から登壇時にとても緊張する方が多いという課題感がありました。
そこで登壇者が一番自信が持てる形で登壇してもらえたら、またヘアメイクを体験することで緊張が和らいで楽しい気持ちが強くなるんじゃないか? という思いから実施しました。自身が登壇者ということも大きく影響しています。
ちなみに自分は普段メイクを全然しないタイプなので、自分がメイクしてもらった状態を見て「顔が!?!?違う!?!!??!?」と混乱をきたしました。そういう意味でも録画を見るのが怖いです。
スタッフの感想
こちらもなかなか大変でしたが、やってよかったです。
ヘアメイクの提供について、登壇者のうち何人かから直接「よかった」という声を聞いたり、他のスタッフなど人づてに喜んでいた様子をきけて、いろいろと考えて準備して良かったと思いました。
また何よりよかったのは、スタッフ活動を通じて他の会社のエンジニアの人たちと知り合いになれたことです。特に女性エンジニアは社内だと数人程度なので、世の中にこんなに頑張ってる女性エンジニアがいるんだと嬉しくなりました。
大変さ
一番強く思ったのは「とにかく体力がいる」でした。スタッフは3日間、会場を歩き回ります。多い人だと2万歩、3万歩と歩く人もいます。少し前からウォーキングを始めていたのですが、それをやっていなかったら2日目あたりでヘロヘロになっていたんじゃないかなと思いました。
また、初スタッフ参加、かつ自分の登壇も控えているということもあり、どのタイミングでスタッフ業務を休憩したらいいかのペースが掴めず、他の人のセッションをゆっくり見る時間をあまり取れなかったことが少し残念でした。
まとめ
初のオフライン登壇、初のスタッフなど、初めて尽くしの DroidKaigi でしたが、他では得難い経験ができたと思います。
登壇を見てくださった皆さま、いろいろとサポートしてくださった DroidKaigi スタッフの皆さま、会場でお声掛けくださった皆さま、本当にありがとうございました。