概要
主にAndroid開発者目線でGoogle I/Oをまとめていきます。
最初は Google I/O Developer Keynote
AR
- Android/iOS向けの新しい ARCore Geospatial API を提供
- Google Maps と連携して世界中でARエクスペリエンスを提供可能
- Balloon Pop を同時提供
- OSSデモ
Android
WearOS
- Jetpack Compose for WearOS のベータ版を発表
- Health Connect
- Googleとサムスンが連携して開発
- ヘルスデータに安全にアクセスできる
- Jetpackライブラリとして HealthConnect SDK を提供
LargeScreen対応
- 大画面向けガイドを提供
- Testing に関するヒントを追加
- Jetpack DragAndDrop ライブラリを提供開始
- アプリの大画面対応をサポートする WindowManager を提供開始
- Playストアアプリのレイアウトをタブレット・フォルダブルデバイスでも見栄えがするように変更
Android Studio
- Android Studio Electric Eel Canary版をリリース
- MultiPreview に対応、1つのアノテーションでさまざまな画面サイズでのプレビューが可能
- 実機の画面を Android Studio 上へミラーリング可能
- Live Edit 機能で毎回フルビルドを行うことなく変更内容をプレビュー可能
Flutter
Flutter 3
- Flutter 3 をリリース
- 単一のコードベースから6つのプラットフォームへのアプリを構築可能
- macOSは Appleシリコン版とIntel版両方に対応(Universal Binaly support)
- Material 3対応
- フォルダブルデバイス対応
- Dartのいくつかの言語機能を新たにサポート
その他
- Flutter CasualGame ToolKit を提供
- Firebase Crashlytics が Flutter 対応
- Crashlytics for Flutterプラグインを提供
Firebase
- Android Studio に App Quality Insights window を追加
- Firebase アカウントを Android Studio にリンク可能
- Crashlytics から報告された問題を Android Studio 内で参照可能
- 原因コードに直接ジャンプができる
- どのデバイス・OSで問題が起きているかを一覧できる
- IDEのコードエディター上で問題が起きている箇所をハイライトしてくれる
- Electric Eel Canary版で利用可能
- Firebase Extensions を提供開始
- Googleや信頼できるサードパーティ製の拡張機能をダウンロードして利用可能
- Extension events で独自のカスタムコードを利用可能
- Snap, Stream, RevenueCat, Typesense などが機能を提供
- App Check
- Firebase のリソースとインフラにアクセスできるユーザーを制限できる
- 特定のアプリからしかアクセスできないようにするなど
Google Cloud
- Cloud Run jobs を発表
- 定期的なプッシュ通知の送信などに利用可能
- Alloy DB for PostgreSQL を発表
- PostgreSQL と完全互換性がある Google Cloud 用のリレーショナルDB
- 標準のPostgreSQLより4倍高速
Machine Learning
- テキスト内の感情を理解するモデルBERTを提供