タイトルが全てなんだけれども、特に若手の子でレビュー指摘後に「修正しました!ありがとうございました!」で終わらせよう(DONEにしよう)としてしまう人がいる。
GitHubのコードレビューは「Approve」という概念があるのでそういう事態はあまり起こらないけど、例えば不具合の修正チケットだったり、ドキュメントの記載内容についてのレビューだと往々にして起こりがち。
たぶん指摘を受けた側にとっては「再度確認する時間を取ってもらうのが申し訳ない」という気持ちが先立ってしまうんだと思う。
でも人間はミスをするので、例えば誤字を修正したと思ったら今度は「てにをは」が変になっていた、とかいうミスもよくある。特に時間が無くて焦ってる時ほどそういうミスは起こりやすい。
だから落ち着いて再レビューをしてもらおう。
- 成果物をレビューしてもらう
- レビュー指摘をもらう
- 指摘された内容を直す
- 再度確認してもらい承認を得る
- 成果物の完成
これが一連の流れだというのを徹底しよう。
もう少し抽象度を高くすると「投げられたボールは投げられた人に返そう、自分でしまっちゃわないようにしよう」という感じになると思う。 タスクなら依頼した人に完了したことを見てもらうといいし、不具合は見つけた人に修正されていることを確認してもらうといい。自分から始めた作業であっても、第三者の目を通してレビューしてもらうに越したことはない。特に「作業者」の立場のうちは尚更だ。
誰かにレビューや確認をしてもらうというのは「自分だけでボールを持たない」ということだ。確認した人が「ちゃんと確認しましたよ」とボールを一緒に持ってくれる。そのボールを自分から手放さないようにしよう。
とか偉そうに言う自分も超軽微な修正は見てもらわずにDONEにしてしまうこともあります。ごめんて。